
「介護待機者ゼロ」はなぜ、働く世代・学びの世代の現実問題なのか
介護待機者ゼロ。強く反対する人は少ないだろう。しかし、若い世代からは「また高齢者を重視した施策か」としらけ気分の声も聞こえてくるに違いない。介護待機者ゼロの施策は高齢者向けの施策なのかーー。
健康・安全と共生社会のカテゴリーでは、山梨県の医療情報や暮らしの安全に関わる事業についての記事をお届けします。いつか噴火すると言われている「富士山」噴火時の避難や対応、医療現場の感染症対策において最前線で戦う「スーパー看護師」、ネットで大炎上した「外国人労働者家族向け医療傷害保険制度」の導入背景などについて詳しくご紹介します。
介護待機者ゼロ。強く反対する人は少ないだろう。しかし、若い世代からは「また高齢者を重視した施策か」としらけ気分の声も聞こえてくるに違いない。介護待機者ゼロの施策は高齢者向けの施策なのかーー。
山梨県の長崎幸太郎知事が4月5日の記者会見で、部活中の生徒・学生にマスクを着けるよう要請した。これに対し、市民団体から「運動時はマスクを外すべきだ」という請願が県教育委員会に提出されたほか、メディアでは「教育現場では困惑が広がっている」とも報じられた。県はなぜ、部活中のマスク着用を呼びかけたのか。
山梨県は関東甲信越で唯一、まん延防止等重点措置を国に要請しなかった。その理由と狙いはどこにあるのか。長崎幸太郎知事に真意を聞いた。
山梨県は1月20日、従来の方針を180度転換させ、自宅療養を積極的に勧める新たなシステム「やまなしホームケア」を発表した。庁内で準備を始めて実施に移すまで、わずか1週間。関係者が口をそろえる「全力疾走」の実態を追った。
長崎幸太郎知事は1月23日の記者会見で、ワクチン2回目未接種者に対し、不要不急の外出自粛を要請した。この発言に対し、差別を助長しかねないとSNSで批判が相次ぎ、炎上した。要請に至る経緯を関係者の話で振り返り、あらためて発言の真意を知事に聞いた。
山梨県庁には「男女共同参画・女性活躍推進監」というポストがある。いまその席に座るのは、男女雇用機会均等法が施行される2年前に山梨県庁に入庁した井上泰子さんだ。「お茶汲みは女性の仕事」という古い慣習があった時代から38年間県庁で働き続け、女性の視点で男女共同参画の理想の未来像を探っている。
感染予防を目的とした山梨県独自の「やまなしグリーン・ゾーン認証」。認証店は9割にのぼる。いまでこそ、多くの店舗で支持されるまでになったが、その道のりは決して平坦ではなかった。現在に至る紆余曲折を追った。